
うつ状態になり、何もやる気が起きないといって、
やらないことは良いことです。
「こんな日もある」と思えれば良いのですが、
何もしない・できない日が続いて、罪悪感になってしまうと、
本当に辛い。
”うつ”(うつ病・うつ状態)は、心身を休めるのが一番大事なんですが、
それができればねぇ、というのも分かります。
どんどん焦って、出来ていないことばかりが気になります。
先のことを考えすぎてしまうことも、焦りを膨らませます。
いくつかの心理療法で「今・ここ」を大事にする、
というのがあるのですが、うつ状態の時には特に意識して欲しいです。
といっても、「今・ここ」の辛さに集中するのではなく、
過去にできていたこと、未来のためにするべきことから一旦離れて、
「今できること」、昨日と今日、明日くらいのスパンで物事を考える、
ということです。
私の感覚で申し訳ないのですが、
うつ状態でも、食べることだけはできている方の方が多いように思います。
食欲があるから、ではありません。
生きるために最低限必要なことで、食べると、副交感神経が優位になり、
少しだけ、楽になるのでしょう。
「今できていること」が食べることなら、昨日より少し栄養を考えて食べれた、
お腹が空くまで待てた、自炊することができた、など。
食べることばかり考えるのも飽きるので、
歯磨きができた、入浴ができた、着替えができた、コンビニに行けた、など、
別のタスクとの兼ね合いを考えると良いかと思います。
ひとつでも、未来の自分のためにできたことがあれば十分です、安心しましょう。
バランスを考えた食事と歯磨きは、間違いなく未来への投資です。
働きながら闘病されている方には当たり前かもしれませんが、
丁寧にできた、達成感が持てた、出来てホッとした、と付け加えるだけでも違います。
考えて覚えているだけでは、バイアスがかかって落ち込む材料になるので、
記録すると客観視できます。
・・・いろんな方のお話しを聞いていると、
「記録する」ことにも十人十色のやり方があって、
上手くいかない方は、余計に落ち込む、上手くいかないやり方をされています。
また機会があったら、記録についても書きます。
「記録」って、かなり良い心理療法になるんです。
あらあら、「休み方」でした。
上に書いたこと、つまり「今・ここ」の小さな日常さえできていれば大丈夫、
と思えるだけで、かなり休めています。

