本日放送の『ボクらの時代』。
ゲストは、
EXILE TAKAHIROさん×市原隼人さん×岡田義徳さん。
毎週、この番組は録画して観ているのですが、
今日のお話で、興味深かったのは、
このお三方、口を揃えて、
「子どもが出来て、肩の荷が下りた。」と仰ったことです。
子育ては大変、という言葉ばかり聞くので、
ちょっとうれしくなりました。
というのも、私は、「肩の荷が下りた」とはちょっと違うのですが、
子どもが出来て、心強くなった一人なのです。
大変だったけれど、大変さより心強さの方が勝っていたのです。
TAKAHIROさんの言葉を借りれば、
「絶対の味方を得た」なのです。
それまで一人で戦わなければいけなかったのが、
子どもという味方を得たことで、
一人ではなくなった、肩の荷が下りた、ということです。
この方々は父親で、私は母親で、
この方々は多くの目にさらされる人たちで、
私はただの一般人で、
そういった違いはありますが、
子どもがいることを、同じように感じている人がいた、
というのは、嬉しいものです。
皆さんタレントさんなので、
他人の目を多少なりとも気にします。
他人の数が多ければ多いほど、
誰の目を気にすれば良いかわからなくなる。
けれど、子どもが出来たことで、
目の前の小さな人に対してさえ誠実であれば良い。
そんな風に感じたのかもしれません。
誰に分かってもらえなくても、
目の前の小さな人にさえ、恥ずかしくない生き方をすれば
それで良い、
そう思えたのかもしれません。
そして、世間で聞く話とは真逆に、
「自由になった。」とも仰っていました。
時間やお金、キャリア形成の自由ではありません。
尽くしたいもの(者)に尽くす自由ではないかと思います。
言い換えれば、自分らしくいられる自由のひとつでしょうか。
これまで、あまり大きな声で言われることがなかったことですが、
子どもを持つということには、こうした側面もあるのですね。
冒頭の写真は、名東区役所の玄関前で撮りました。