
助けを求められない「うつ」。
自分の限界も、力のなさも認めているのに、
SOSが出せない方が、少なからずいます。
過去にSOSを発信した時に、無視や拒絶をされた経験など、
人を信用できない体験を重ねてきたり、
自分は助けて欲しいなどと訴えてはいけない、
他人にとって、助ける価値のない人間だ、と思い込んでいることがあります。
こういう方にSOSを出させようと思ったら、
まず、SOSを出しても、無視したり拒絶したりしませんよ、
ということ、
あなたにも、SOSを出して助けてもらう価値があるということを、
体験してもらうなどして、実感とともに納得してもらわないと難しい。
他人や環境が頑張らないといけないケースじゃないの?
と思われるかもしれませんが、
そうとも言い切れないのです。
「うつ」の症状を呈してしまったけれども、
それ以前の問題が大きく影響しています。
こういう方は、「うつ」自体からは割と早く回復するか、
いつまでも重症ではない「うつ」の状態にあるか、のように思います。
慣れてしまって繰り返すことが多いのですが、
慣れるといっても楽なはずがありません。
頑張って、自分を助けるタイミングを作らなければいけません。
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